睡眠障害の症状と改善策☆

neko.jpg
睡眠障害は大別すると4種類。
・不眠症:入眠障害、中途覚醒、熟眠障害、早朝覚醒などの症状を伴う。不眠症には様々な原因があるが、最も多いのが「精神障害」によって起こるもの。
・過眠症:日中の耐え難い眠気と頻発する居眠りが特徴。主な原因は『睡眠時無呼吸症』『ナルコレプシー』。
・睡眠と覚醒のリズム障害:体内時計が自然環境あるいは社会機構のリズムに同期しないことから生じる、いわば慢性の時差ぼけ(夜勤勤務の方はどうしても内外のリズムが崩れてしまうため、発症率は高いようです)。
・睡眠随伴症:睡眠期に特有の異常現象であり、夢中遊行、夜尿など、多くの病気が知られている。
不眠の場合はまず、仕事や家庭生活でのストレスや心配事、「今夜も眠れないのではないか」「8時間眠らなくては」と、眠れないことや眠ること自体がプレッシャーとなってしまうことなど心理的なものがあげられます。
次に考えられるのが、24時間制社会からくるもの。夜昼交代制のシフト勤務や時差勤務、夜遅くまで起きていることで、生活のリズムが乱れます。人間の体には、日が昇って明るくなると目覚め、暗くなると眠るという体内時計が備わっていますが、生活リズムが乱れると体がそのリズムに順応できなくなり、体内時計に狂いが生じて不眠になってしまうのです。
また、寝室の騒音や照明、温度や湿度、寝具などの環境的なことが原因で安眠できないこともあります。そのほかの原因として、コーヒーなどカフェイン入りの飲み物やアルコール、タバコ(ニコチンには覚醒作用があります)などの摂りすぎ、寝る前に長時間テレビゲームなどをして脳が興奮してしまうこと、気管支喘息、皮膚のかゆみなどの病気で睡眠を妨げられること、うつ病や神経症などの精神疾患によるもの、などがあげられます。特に早朝覚醒の場合、年をとるにつれて眠りが浅くなることや、うつ病などの精神疾患が関係する場合もあります。
それから、運動不足。休日に家でゆったりくつろいだつもりなのに、月曜日の朝が辛いなんてこと、身に覚えがありませんか。これは、肉体的疲労がないために睡眠の質が落ちているからです
☆改善策☆
1.睡眠時間は人それぞれ
よく8時間は寝なくてはならないと言われたものですが、適正な睡眠時間は人それぞれです。大切なのは時間ではなくその睡眠の質なのです。たくさん寝ようと意気込む必要はありません。また、老化で睡眠時間が短くなるのは普通のことです。あまり心配することではありません。
2.快眠をつくる
夕食は控えめに。また夕食後、覚醒作用のあるカフェイン摂取は寝付きを悪くしてしまいますので避けましょう。
寝具にも、自分が心地よいと感じるものを選びましょう。眠る空間作りも大切です。照明、音、匂いなど、不快に感じるものは改善を。
3.リラックスして、無理に寝ようとしない
寝ようと意気込むのは逆効果。自然な眠気を誘うために、読書、ストレッチ、音楽や香りを楽しむなどしてリラックスしましょう。
4.朝日を浴びる
毎日同じ時刻に起床しましょう。早起きは早寝に通じます。休日に遅くまで寝床で過ごすと翌日の朝がつらくなりますので、起床時間はいつもの同じにし、朝日を浴びて体内時計をリセットしましょう。
睡眠には、疲労を回復し、ストレスを解消する働きがあります。また、睡眠不足や睡眠障害等の睡眠の問題が事故につながることもあることから、快適な睡眠を確保することは、いきいきとした健康な生活や事故の防止につながるものと考えられます。日頃の生活習慣を見直して、ぐっすり眠りましょう!(ぐっすりスタッフ)
**********************************************************************
創業100年 ねむり家 nemuriya
 富山県富山市室町通り2-1-20
 TEL.076-421-3183
 E-Mail: contact@nemuriya.net
 URL: http://www.nemuriya.net
 睡眠研究コラム: http://www.nemuriya.net/contents/column/
 スタッフ睡眠ブログ: http://www.nemuriya.net/contents/blog/
 
☆眠りや寝具に関するお悩み、お気軽にご相談ください、解決いたします。
**********************************************************************

Follow me!

Nemuriya