太陽の光と睡眠☆

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秋晴れの過ごしやすい日が続きますね!
今日も太陽がまぶしいです☆
この太陽の光と人の眠りには非常に密接な関わりがあります。
地球の自転(昼夜の切り替わり)が24時間周期なのに対し、人の生活リズムをコントロールしている「体内時計」は人によって数値は異なるものの、大体24時間プラスマイナス1時間程度の幅の中にあると考えられており、ズレが大きい人の場合、毎日一時間程度のズレが生じてしまうことになるのですが、その調整をしているのが太陽光です。
毎朝太陽光を浴びることで交感神経が刺激され、脳が覚醒して地球の自転と人の体内時計のズレを解消してくれているのです。
このとき脳内の神経伝達物質であるセロトニンが自律神経に働きかけ、交感神経を刺激して脳を覚醒させます。
日中は交感神経が優位に働くため、活発に活動することが出来、夕方から夜に掛けて、徐々に副交換神経が優位に働き始め、体がリラックスした状態になり、自然と眠くなります。
この時は睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されています。
太陽光は交感神経を刺激する作用のあるセロトニンの働きに欠かせないシグナルであり、睡眠ホルモンであるメラトニンはセロトニンにより分泌が促進されるという性質を持っているため、「日中活動して夜眠る」という私達の一般的な生活リズムに、一日が始まる朝に起きて太陽光を浴びるということは、人が生活リズムを維持する上で非常に重要な行為なのです。
カーテンを閉めきって日中暗い部屋の中で過ごしたり、太陽光を浴びないような夜型の生活を続けると、体内時計が乱れ、時差ボケのような状態になったり慢性化すると、セロトニンの働きが鈍くなる場合があり、そうなると不眠症や睡眠障害、自律神経失調症やうつ病などの精神疾患にもつながります。
現代社会では生活様式も多様化し、不規則な生活、夜型の生活をする人も増えています。
また、テレビやパソコン、ゲーム等、自然な太陽光以外の人工の光にも囲まれて生活している人々は、日中自然な光を浴びて活動し、夜は暗くなって眠る、という本来のリズムとは異なるバランスで生活しており、様々な睡眠に対する悩みを抱える可能性があります。
朝起きる時刻、光を浴びる時刻を一定にすることが規則正しい生活へとつながります。朝起きたら、カーテンを開けて太陽の光を採り入れ、部屋の明かりをつけましょう。これらを日課にするのがポイントです。朝の光がなるべく顔に当るようにベッドの位置を変えてみるのも良いでしょう。
(ぐっすりスタッフ)
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